天気の「天」に久しぶりの「久」であめくと呼びます。2

バカの思想。机上の空論。独言。日記。など

東京旅行 二日目 サマソニ後半の後半

Bring Me The Horizonまで見終わって、

だいぶ疲れが溢れて出てきた。

たが、次はレッチリだ。レッチリのTシャツを

着てるファンをよく見かけるだけに、

急いでスタジアムへ行き、良き場所を確保したい。

 

その後、混むことも考えて、クロークに預けてた

リュックも回収して、スタジアムへ向かう。

レッチリの前がRADWIMPSで、

 スタジアムは既に超満員だった。

最後の力を振り絞って、2階席やアリーナの方を回ってみたが入れそうな場所がない。

しかしRADさんが終わると一気に人が帰っていく。

コイツらマジか。レッチリ観ないの!?と

思いながら空いたスペースに進み場所を確保する。

 

レッチリが始まるまでまだ時間があったので

手首についている紐を外そうと思った。

だが、引っ張れば引っ張るほど締まっていって

血が止まりそうなぐらいギュゥギュになってしまった。

外して分かったんだが、返しがついていて

切らないと外せなくなっていた。

左手首が鈴木みのるにスリーパー決められたかの

ようにジワジワ追い詰められていく。

 

ハサミなんて持ってないし、危険な物は

持ち込めないから周りの人だって持ってない。

レッチリ終わってる頃には左手が地面に落ちてるかも

とか想像してみると、ダサって思ったので、

カバンの中を何かないか探してみる。

 

すると、釣り糸を切る小さな爪切りのような

ラインカッターがたまたま入っていて、

それを使ってなんとか手首を解放してあげる。

 

普通に外れないとかわかりそうなもんだが、

分からなくてテンパってしまった。

 

そんなことをしていると、いつのまにか

レッチリが終わっていた。

 

 

ウソウソ。

そろそろレッチリが始まる。

まぁレッチリが最高なんて言うのも野暮だし

僕の語彙力では伝えきれないのでこれを読んで下さい。

サマソニ現地レポ レッチリが極めたロックの「奥義」を体感 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

 

本当に激アツだった。

これは死ぬまで余韻に浸れるし、

死ぬまで自慢できる。

「おれフリーのスラッピングをさ、生で観たのよ。」

早く言いたい。早く自慢したい。最高!

 

まぁ悔しいのは後ろの方だったので

レッチリの曲をあんま知らないのか、

イントロでも上がらないし、

一緒に歌ってくれる人もいなかったし

なんかノリ悪かったわぁ。

もっと前の方に行きたかった。

コッチは6キロのリュック背負ってジャンプしながら

楽しんでるのにさー、頼むよ。ノッてよ。

 

まぁそんな感じで終わったサマソニ

最後は予約してるホテルに帰るだけになった。

 

すごい数の人が一斉に帰る。

終電逃したらどーなるのか分からない。

もう体力は残ってないけど、最後のエネルギーを使って、早歩きで駅を目指す。

 

1人だけ逆方に向かって、

サマソニの会場に向かって走ってる外人がいた。

「インディペンデンスデイ!」と

叫びながら走っている。なんだこいつ。。。

 

東京方面は混むと踏んで、千葉方面のホテルを

予約していた。予想通り混んではいるものの、

スペースに余裕があり、無事目的地の駅に着いた。

 

マップでホテルを探しながら歩いていると、

辺りは風俗街になっていた。

うわぁー。この奥じゃん。ホテル。。。

スーツ姿の男性3人が「人妻A子」とゆうお店に

入っていく。酔っ払いが壁際で話している。

ヤンキーが駐車場でタバコ吸いながら、

うんこ座りしている。あからさまに治安が悪い。

 

あぁ。どうしよ。

カツアゲされたら逃げる体力も残ってないよ。

いっそのこと戦ってやろうか。

 

そんな事を考えいると背後に何か気配がする。

誰かにつけられてる?さっきの駐車場にいた

ヤンキーかな?カツアゲか?ボコられるのか?

 

立ち止まって思い切って振り返ると、

サマソニのTシャツを着た青年だった。

その青年は立ち止まってる僕を追い抜いて、

僕が予約しているホテルに入っていった。

 

あああ。そーゆーことね。なるほど。

はいはい。はいはい。びっくりした。

 

その後、大浴場でサマソニ青年と全裸でまた会い

なんか気まずかった。

 

そんなこんなでこの長い長い一日が終わった。

いやぁ楽しかった。マジで最高。

人生で楽しい一日のtop3に確実に入る!

ずっと1人で行動していたけど、

全く1人じゃなかった。そんな気がする。

思い返せば怖い人にアタックしたり、一緒に肩組んで歌ったり、外人とハイタッチしたり、

音楽の流れてる間は人見知りも治るし、

陽キャにだってなれる。

音楽の凄さを改めて実感するし、

一生音楽が必要だなっ思うし、

もっも色んな音楽に出会ってさ、感情をぐちゃぐちゃにしてさ、思い出に音楽のしおり挟もうってなるよ。

奥深く生きよう。

 

ありがとう。サマソニ

15,000円で一生の思い出ができたよ。

安すぎだよ。ありがとう。

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